読書徒然日記 その1


 
  4日前に携帯を無くした。でも私はまだ携帯電話を買っていない。さして不便さを(今のところ)感じていないのと、また元の携帯が戻ってくるんではないかと淡い期待を抱き、購入を躊躇している。まぁ、そうこうしている内に結局はその内買うだろうけれども。(友人知人は「早く買え」と言うので。)
 仕事の休憩時間、帰宅後の自由に使える時間はほぼ読書時間に充てている。PC経由からの連絡も殆どないし、なにより携帯電話の液晶画面を見つめる時間は強制的に削減された。帰宅すると本を読み、読了したらまた書棚の前に立つ。この4日間はその繰り返し。読みたい本をランダムに選び、リストを作って読みたい順に並び替える。積読していた所在無さげな本たちを掬いあげていくような感覚。

*とりあえずこの4日間の記録
◎『キミトピア』舞城王太郎
◎『台湾 韓国 香港』藤原新也(再読)
◎『伊藤計劃映画時評集 1』伊藤計劃(読書中)

 携帯電話が手に入ってからも、せっかく取り戻した「読書癖」なるものは継続して保っていきたいなぁ。SNSアプリでのやり取りよりも活字との対話が楽しい毎日。これは、これで良し。

(写真:十和田奥入瀬芸術祭2013の水産保養所にて)

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